別ブログもやっております! 50年間の役目を終えた「長岡市厚生会館」! その静かなる有終の日々…
「MOANIN' 長岡市厚生会館」

Thursday, April 10, 2008

Sekikawa-Mura

 関川村へ遊びに行ってきた。お目当ては、豪農の館 『渡邉邸』 を見ること。
 長岡から電車で行った。えちごワンデーパスというのを使った。 たいへん久しぶりに米坂線に乗った。

 越後下関駅で降りて、村を歩いていたら、市(いち)が立っていた。ここの市場は長岡のものとも輪島のものとも違っていた。
 それはただテントが立つだけでなく、既存建物の一部が市場と、また前面道路と融合しているのだ。





 市のときだけ建具が取り払われて、座敷や小屋の中に、商品と売り手とお客さんが流れ込んでくる。
 小屋の一部にはちゃんと、お客さんが滞留できるしつらえがされているようだ。
 (要するに、お茶話しのために腰を下ろせる場所が設けてある)









 建築が前面道路までも取り込もうとする場合、道路の幅が狭いほうが、より有効で面白い利用ができるように思える。(これは以前、東京下町の某住宅・C葉学さんの 『うなぎ』 を見に行ったときにそう思った)
 関川村の市場の通りは狭いうえに蛇行しているので、建物と道路との関係が生き生きと変化に富み、歩いていてとても楽しかった。





 市では、いなごの佃煮を買った。
 尋ねてみたら、日付に 「ニ」 と 「六」 がつく日に開かれるそうだ。(この日は4月6日の日曜日)
 市は昼12時頃にはもうかたされてしまうようだ。




 かたしてる↓




 市場で 「建物と道路の楽しい関係」 を見た後で、その目のまま関川村の他の場所を歩いてみると、これまた周囲と面白い関係を結んでいる建物を見つけることができた。









 ↓以下は 『渡邉邸』 の写真
 対比事項:
   重い土間とひらけた座敷
   闇と明り





























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I went to Sekikawa Village, the north of Niigata Prefecture, to look for the architectural space that would attract me.
I found that. It was The Old and Huge Watanabe Residence in Sekikawa.

The Residence included many dark spaces. They were very spiritual.
Darkness is able to set off daylights. Perhaps I might have been charmed by the darkness of Watanabe Residence.

I guess that what have taught me the attractiveness of dark spaces is The Book of Mr. Yasushi HORIBE's Architectural Works. It is very unique that he took all pictures of his own architectural works for the book, no employing any other professional cameramans. And the spaces he has designed are full of darkness and spirituality. I was very very shocked reading the book.


...Modinha...

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