別ブログもやっております! 50年間の役目を終えた「長岡市厚生会館」! その静かなる有終の日々…
「MOANIN' 長岡市厚生会館」

Saturday, March 11, 2006

Fukushima

新潟から磐越西線経由で、福島市にやってきた。
磐越西線は美しい川と山に沿って走るので、春が来たてのこの時期はたいへん気持ちが良かった。

お目当ては福島県立美術館。ここには何度も来ている。
建物は信夫山を背にしていて、敷地とすごく良く呼応している。シックな打込タイルや、連続する寄棟のシェイプも、山に良く合っていると思う。ロケーションの魅力にひたることができる。

展示は『名取洋之助と日本工房』展。僕の感想は、エディトリアルはすごくポテンシャルを持つ作業である、ということ。それがあらためて認識できて、得るところが大きかった。
http://www.art-museum.fks.ed.jp/

展示室からホワイエに戻るときには、短くて急な階段を上る。この階段には思い出がある。

あるとき展示を見終わり、満たされた気持ちで展示室を出ようとした。階段とその先のホワイエが目に入ってきた。その時、僕の頭の中には、「急な階段を上る」という動作と、「ホワイエという日常に戻る」という行動が、ひとつのまとまりとして強くイメージされた。僕の空間知覚が広がった。それ以来、この階段は、僕にとって「非日常と日常を鮮やかに再接続させるディバイス」なのです。福島に来るたびに、その感覚を呼び起こされる。

夜は福島市内で一泊した。

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I came to Fukushima.
I ate the Chinese noodle at SAGAWA SHOKUDOU, the fried pork lever at FUNAYAMA NIKUYA and the steamed salmon at AJITEI.

...Modinha...



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