【2010年7月26日(月)】
旅の3日目は、宇都宮から川越市に向かいました。
川越といえば蔵造りの町並みで名高いです。僕が川越を訪れるのは、約10年ぶりでした。
JR川越駅の観光案内所で市内の地図をもらい、すすめられたコースに沿って、町歩きしてみました。駅前からのショッピングモールを抜け、まずは「川越大師 喜多院」を目指しました。
喜多院の渡り廊下です。途中にベンチが仕立てられていました。
3階建てのドーム状の建物は、通称「大正浪漫夢通り」にありました「いせや」というお菓子屋さんです。古い建物にドーム部分を増築したようにも見えますが、お聞きしたところそうではなく、全くの新築の建物だそうです。軒先の露天でかき氷をいただきました。
実はこの日は、夏バテなのか何なのか、たいへん体が重く疲れていました。昼食は悩んだ末に、奮発してうなぎを食べました。食べて実感しましたが、うなぎって、効きますね。
メインの「蔵造りの町並み」通りです。電線は地中に埋設されています。
真ん中に見えるコンクリートの建物は、10年前には無かったもので、「蘭山美術館」などが入っています。敷地を縦に分割し、通り抜けできるギャラリー空間と店舗を設け、建物も小さな切妻型に分節するなど気を使ったデザインでした。しかし、キャノピーと衝立(FRPグレーチング)の、町並みに対する効果のほどはよく分かりません。(壁面線の協定が理由で?設けられたのかなと思いました。)
美術館の裏手側の駐車場兼公園で、ベンチに座って1時間ほどうつらうつら休んでいたら、管理人の方にたいへん心配していただきました。
------------------------------------------
川越には再訪ということもあり、また疲労もあって、新鮮な知見というのは、今回はあまり得られなかったかもしれません。「蔵造りの町並み」通りは交通量も多く、車社会と古い町並みとの関係など、一筋縄では行かない面があるなあと感じました。(もしかしたら新潟県村上市などでも、同じような問題があるのかもしれません。機会があれば訪れて確かめてみたいと思います。)
------------------------------------------
この日は川越にとどまらず、先を急ぐことにしました。東武東上線の川越市駅までバスで向かい、池袋でJRに乗り換えて南千住へ行き、ビジネスホテルに泊まりました。
(旅に関する記事は、ラベル「2010年の夏旅」をご覧ください。)
No comments:
Post a Comment