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「MOANIN' 長岡市厚生会館」

Friday, August 26, 2011

2010年の夏旅 04/『建築はどこにあるの?』 展


 【2010年7月27日(火)】

 南千住の宿を出て、竹橋に向かいました。
 東京国立近代美術館の『建築はどこにあるの?』という展覧会を見るためです。



 7組の建築家によるインスタレーションの展示です。(作品の写真撮影がOKでした。)


 中村竜治さんの『とうもろこし畑』というこの作品は、昨年かなり話題となっていました。細い紙の棒を接着し、どこまでも反復しています。正四面体を構成単位としていたように記憶しています。『とうもろこし畑』というポエティックなタイトルと、作品そのものが、互いの相乗効果で魅力を高めあっていると感じました。うわさ通りとても印象的でした。



 菊地宏さんの作品です。移動する光源の光を模型に当て、別室のモニターに模型の内部を拡大投影しています。ストレート・アヘッドに空間や光に向き合った展示で、僕は気に入りました。


 展覧会を見た後は、隣のパレスサイドビル内の食堂で昼食をとりました。



 午後から東京を離れ、JR東海道線で静岡県掛川市に向かいました。

 静岡県内の眺めです。等高線に沿うように、あるいは直行するように、茶畑の列がくねりながら並んでいます。茶畑に林立している電柱のようなものは、「モグラ除けの機構かな」と勝手に想像しているのですが…




 日没前に掛川にたどり着き、市内を散策がてら宿を探しました。「ニューホテルわかまつ」というホテルを取りました。
 ここは1泊5,000円以上して、今回の旅でもっとも高い宿賃を払いました。建物のデザインは90年代に流行したようなポストモダン風のものでした。
 しかし、客室はかなり落ち着ける雰囲気で、たいへん良かったです。スケール感が良かったのか、(赤くしるし付けした)斜めの壁の扱い方が良かったのか…


(旅に関する記事は、ラベル「2010年の夏旅」をご覧ください。)
 

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