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Thursday, December 22, 2011

2010年の夏旅 12/桜島へ、そして、喜界島へ


【2010年8月4日(水)】
 旅の12日目であり、鹿児島市を拠点として過ごして3日目となりました。寝泊りしていた鹿児島中央駅そばの宿を、チェックアウトしました。

 鹿児島中央駅のビルには、観覧車が組み込まれています。せっかくなので、乗ってみることにしました。人生初・観覧車だったかも。




 鹿児島の町から錦江湾と桜島まで、一望できます。
 桜島の上空が、何か暗いなあと思っていました。
 実はこの時、桜島が噴火していたのでした。


 観覧車の窓も、火山灰で汚れてきました。





 観覧車から降りると、町に灰が降り注いでいました。人に聞いてみると、変動はあるが月に何度かはこの規模の噴火があるそうです。


 屋内から写真を撮っています。手前の地面のきれいな部分は建物の庇の下です。その向うの地面が、庇より外になります。





 地面に落ちた灰は軽いので、走る車によって舞い上がったりします。地下道にも灰が侵入してきています。
 しかし地元の人は、洗濯物が干せないなどお悩みは尽きないようですが、でもなんとか降灰と共存していらっしゃるようです。共存せざるを得ないという感じなのかもしれません。長岡の冬の降雪を連想しました。






 昼食をとりました。お刺身も、鹿児島流の甘い醤油でいただきます。



 中央駅の近くの商店街です。鹿児島の町にアーケードが多いのは、灰除けという意味もあるのかもしれません。トップライトのデザインモチーフは、薩摩切子硝子でした。



 バスで鹿児島港まで行き、「桜島フェリー」で桜島に渡ってみることにしました。




 桜島まではフェリーで15分、運賃は大人1人片道150円です。











 桜島では、港の近くを散歩したり、足湯に入ったり、ビジターセンターの博物館に行ったりして、2時間ほど過ごしました。僕がいる間にも、いちど噴煙が上がりました。


 帰りの船に乗ろうとする頃には、山も空も落ち着きを取り戻したようです。






 さて、鹿児島の町に戻った後は、次の町へ移る準備をしました。おみやげを買い、不用になった荷物や資料をまとめ、地元の新潟宛に発送しました。
 これから奄美諸島航路のフェリーに乗り、喜界島という島をめざすのです。





 「マルエーフェリーあまみ」に乗船します。




 鹿児島港の出港は17時30分、喜界島の港に到着予定は、翌朝の4時30分です。






 洋上から桜島を見ると、また噴火が始まっていました。この日見たなかでも、ひときわ大きな噴煙でした。






 日没を迎えます。
 左の方に見えた、形が良くて高い山は、指宿の開聞岳だと思います。



 船内の家具は、高波で激しく揺れてもどこかへ行かないよう、鎖で留めてあります。




 僕は「二等洋室 寝台B」を取りました。いちおう個室スペースです。なかなか快適です。翌朝の喜界島への到着に備えます。


(旅に関する記事は、ラベル「2010年の夏旅」をご覧ください。)

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